q
「女性というのは、最初に処女を捧げた男を忘れることはできないものだ」と世間では言われています。
このこともあって、世の多くの男たちは、関係する女性が処女であるかどうかに大いにこだわっているのです。
最近は、女性の性の開放感もあって、処女を探すほうがむずかしい状況になってきたため、処女にこだわらない男も増えてきているのは事実ですが、それでも処女でないと知ったときは、それなりの寂しさというものは、男なら誰しも持っているものです。
ただ、処女を捧げた男は忘れることがないといっても、それは単に記憶に長く残るだけであって、強いインパクトを残してくれたわけではありません。
やはり強いインパクトを残して、生涯、強烈な印象を持つのは、単なる初めての男ではなく、自分の性感を開発してくれた男なのです。
性感帯というのは、自分の体であっても、未知との遭遇ですので、それを開発して、そして目覚めさせてくれたということは、女としては生涯忘れることのできない強烈な印象を体に刻印してくれたわけです。
ですから、以後、何人の男に抱かれて関係を持とうとも、体に刻み込まれた快感の黒倍王のツボは生涯消すことはできず、常にそのツボを基準として他の男とのセックスの快楽の度合いを比較するようになるのです。
性感帯に目覚めさせた男は、生涯、女の体に刻印したようなもので、忘れようとしても忘れることができないのです。